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アート ハミングバード

花のまわりを飛ぶハミングバードのように、アートのまわりを飛び回ります。

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モネが見たかった青いスイレン

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横浜美術館で「モネ それからの100年」展が2018年9月24日まで開かれています。
モネの初期から晩年までの絵画25点、後世代のモネから影響を受けたり、共通点がある26作家の作品66点を展示、。
1926年86歳でモネがなくなってから、作品が忘れらた時期がありましたが、1950年頃から再び注目を浴び、最近ではモネの晩年の作品が現代アートにも影響を与えたと考える展覧会も開かれています。

モネ作品と現代アート作品を並べた展示で、モネらしくないと思ったらモネだったり、キャプションを見たらモネでなかったり。
横浜での展示は、モネの作品をもう一度見て考える機会でもあります。

20180807 1603睡蓮 IMG_6195 - コピー
ところで、美術館の前に本物スイレンがあるのにはお気づきでしたか?
スイレンは熱帯から温帯にかけて広く分布するスイレン属の植物の総称で、多くの園芸品種があります。
中国で「睡蓮」と呼ばれるようになったのは、この花が夕方に閉じることから、「眠るハス」と考えたため。「すいれん」はそれを音読みしたもの。
日本にはヒツジグサ1種が自生します。この名前は未の刻(午後2時頃)に花が咲くことに由来するとされますが、実際に咲く時間は一定していません。

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並んでいる花でも咲く時間が違いました。白いスイレンは10時23分。ピンクのスイレンは16時3分、同じ8月7日の撮影です。

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また、モネは青いスイレを描きたかったのですが、青いスイレンは熱帯性なので、フランスで育てることができなかったようです。
写真の青いスイレンは2017年4月にハワイのショッピングセンターで撮影しました。

【モネ それからの100年】展 https://yokohama.art.museum/exhibition/index/20180714-499.html
横浜美術館 2018年7月14日(土)~9月24日(月・祝)

横浜美術館紹介
みなとみらいの横浜美術館でアートをみよう・つくろう・学ぼう
https://www.travel.co.jp/guide/article/26895/

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ショーメ展 240年もの歴史を刻むジュエリー

ショーメはパリの宝飾商の中でも古く、歴史は1780年から始まります。
ショーメ展では宝飾品、デザイン画や写真等約300点を展示しています。
趣のあるこの三菱一号館美術館の建物にマッチした内容で、ショップも充実していました。

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3章の「戴冠!ティアラの芸術」にはティアラのデザイン見本が壁一面に。19世紀前半から現代までのティアラが20点。
このコーナーは撮影可能で、暗い展示室では、シルエットも素敵でした。

入口入るとすぐ、ナポレオンとジョゼフィーヌの等身大に近い大きさの肖像画が並んでいます。

《戴冠衣装の皇帝ナポレオン1世》
フランソワ・ジェラール 1806年 パレ・フェッシュ美術館、アジャクシオ

所蔵しているフェッシュ美術館のHPでご覧ください
http://www.musee-fesch.com/index.php/musee_fesch/content/view/full/37040

戴冠衣装のたナポレオンは、権力の象徴を身につけています。
玉座、月桂冠、勲章頸飾、王笏、正義の手の杖、黄金の宝珠など。
ジョゼフィーヌとおそろいのビロードの臙脂色のマントには、ナポレオンの「N」、麦の穂、ナポレオン家の紋章で勤勉を表す蜂が刺繍されています。
ナポレオンがこの姿でダビッド《ナポレオン1世の戴冠式》に描かれたのだと、じっくり見ました。

でも、ほとんどの方は絵は一瞥で宝石ケースに釘付けでした。
ショーメの創業者マリ=エティエンヌ・ニトは、ナポレオン1世からの注文を受け、ヨーロッパで最も人気の高いジュエラーとなり、王侯貴族階級を顧客としていきました。

【ショーメ 時空を越える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ】
2018年6月29日(木)~9月17日(日) 三菱一号館美術館
https://mimt.jp/chaumet/

【フェッシュ美術館】
《戴冠衣装の皇帝ナポレオン1世》を所蔵するフェッシュ美術館を調べてびっくり、訪れたい美術館のひとつになりました。
ナポレオン1世の母方の叔父で、芸術を愛したフェッシュが1860年に創設した美術館。
3階建ての壮麗な建物に充実したコレクションがあり、イタリア絵画コレクションは世界最大級の展示数を誇り、ルーブル美術館にも匹敵するほど。ルネサンス期とナポレオンの時代に描かれた、世界的にも評価の高い作品を数多く所蔵しています。
南仏アジャクシオの中心に位置する美術館の周辺は、議会宮殿やナポレオンの生家もあります。
http://www.musee-fesch.com/(フランス語)

手仕事の温かさ、木のぬくもり河合寛次郎展

日本近代陶芸を代表する陶芸家、河井寬次郎(1890−1966)の 仕事の全貌を紹介する大回顧展。
館内には撮影できる作品がありましたので、素敵だと思った作品を紹介します。

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《小箱各種》昭和7~37年
異なった釉薬・技法の小箱。手のひらにのるくらいの大きさで色が美しく、身近に置いて時々眺めたいほどです。

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2点とも《木彫像》昭和12年頃、47歳頃
娘の飼い猫がいなくなり、彫った猫と、脇息にしていた狛犬。
像を触っていたぬくもりが残っているような飴色でした。

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《木彫像》昭和29年
玉をのせる手、この裏には笑顔がありました。以外でした。
木彫の落ち着いた輝きを見て、寛次郎の住まいでもあった京都の河合寛次郎記念館を思い出しました。

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美術館(4階)のあるビル(パナソニック リビング ショールーム 東京)の1階にろくろ場の再現展示を展示しています。
石膏型も使って作品をつくり、左側に石膏型と完成品が並んでいます。

【没後50年 河井寬次郎展 ― 過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今 ―】
2018年7月7日(土) ― 9月16日(日)パナソニック汐留ミュージアム
https://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/18/180707/

書物の森に分け入って

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上野の森美術館で「世界を変えた書物」展を見てきました。

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金沢工業大学が所蔵する、コレクション”工学の曙文庫”から選りすぐらりの稀覯本、科学技術に関する初版本約100冊を展示。
古い図書館に紛れ込んだような感じがしました。
理科系にはうといので、いつかは読みたいと思っている文化系の2点を紹介します。

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ヴァザーリ(1511~1574年)『埋もれた画家、彫刻家、建築家の生涯』フィレンツェ、1568年、増補改訂版

ルネッサンスの芸術家を記述した『芸術家列伝』として美術書にたびたび登場する書籍。ラファエロの肖像が描かれたページが開いてありました。上部にはパレットを手にした女神が肖像画を描いています。
翻訳が何点があり、白水社から『芸術家列伝』1~3の3巻で、前期ルネサンスを代表する9名の画家を収録した新書版が読みやすそうです。

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プリニウス『博物誌37書』ヴェネツィア、1513年、挿画入初版
古代ローマの博物学者プリニウスの著書。ヤマザキマリ・とり・みきの漫画で読みたいと思っています。新潮社で現在7巻まで刊行されています。

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展示方法も部屋ごとに違っていいます。みなさん熱心に見ています。
一部を除き、写真撮影も可能、手にとってページをめくることができるレプリカもあって嬉しい。
ショップも魅力的です。傘や風呂敷が図案でおしゃれになっています。

「世界を変えた書物」展
2018年9月8日 (土) 〜 9月24日 (月)
上野の森美術館

午前10時〜午後5時
会期中無休。入場料:無料
http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/

イサム・ノグチの全容を見る展覧会

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イサム・ノグチ《あかり》デザイン 1953〜 紙、竹、金属 香川県立ミュージアム蔵

オペラシティで開催されているイサム・ノグチ(1904~88年)の展覧会に行きました。
何度も展覧会を見ていますが。今回は幅広い年代の作品がありました。

1930年代の墨で描く人物像《北京ドローイング》やテラコッタ像や舞踊家マーサ・グラハムの舞台装置は初めて見た作品でした。
イエール大学バイニキ稀覯本・写本図書館のための沈床園、チャイス・マンハッタン銀行の沈床園の映像では、水の流れが快く感じられました。

写真撮影ができる作品もありましたので、紹介します。

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《アーケイック》 1981年 玄武岩 香川県立ミュージアム蔵
右の人物と比べると大きさがわかります。

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左《道化師のような高麗人参》 1987年、右《リス》 1988年 ブロンズ像 香川県立ミュージアム蔵

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《ミラージュ》 1968年 スゥエーデン産花崗岩 イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵
磨いた面のなめらかさと削った面の荒さ、触ってみたいような作品です。


今年、2018年6月、念願かなって高松市の「イサム・ノグチ庭園美術館」に行きました。
背後に石を切り出す山があり、低い石垣に囲まれたなか、白い小石を敷き詰め、白壁の建物が2棟、石の彫刻が点在していました。
雨上がりで少し濡れた石の彫刻はそこに根付いるようでした。
そこでこのオペラシティ開催の展覧会があることを知り、庭園美術館からも何点が出展することを伺いました。

庭園美術館は、説明を伺い、散策をして1時間ほど滞在しました。写真撮影は禁止されています。


展示室と庭園とでは、同じ作品がちがって見えました。


イサム・ノグチ展―彫刻から身体・庭へ―
2018年7月14日(土)~9月24日(月)
東京オペラシティ・アートギャラリー

イサム・ノグチ庭園美術館
香川県高松市牟礼町牟礼3519


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プロフィール

art hummingbird

Author:art hummingbird
アート、本、映画を中心に
見たこと、感じたことを伝えていきます。

ハミングバードは蜂鳥のこと、
体長は約6センチ、
蜂のように羽を動かして、
空中に留まることもっできます。

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