アート ハミングバード

花のまわりを飛ぶハミングバードのように、アートのまわりを飛び回ります。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

横浜はアートの季節

CIMG0857_2017080802551393b.jpg 赤レンガ
横浜トリエンナーレ2017の会場、横浜美術館横浜美術館と赤レンガ倉庫
開催期間 2017年8月4日(金)~11月5日(日)

   
「ヨコハマトリエンナーレ2017」が84日に開幕しました。

会場は、横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念館地下の3カ所です。

その会場のひとつ、横浜市開港記念館の近く、みなとみらい線「日本大通り」駅からおよそ徒歩5分圏内の3か所で現在作家の作品が見られます。

●フランシス真悟個展

会場は横浜市開港記念館からも近い「日本大通り」駅からすぐの「ギャルリー・パリ」です。

美しい色彩の大きな平面作品で、白いギャラリーの壁に色が広がっていくように思います。

今回は「特殊な絵具による新たな色彩効果が出現」しているそうで、どのようなのか楽しみです。

フランシスは横浜とロサンゼルスを拠点に活動しています。

 

『創造都市横浜』のインタビュー記事もご覧ください。

http://yokohama-sozokaiwai.jp/person/16015.html

 

フランシス真悟「Interference New Painting

2017 83 日(木)-819 日(土)12:0019:00 

813日(日)休廊、最終日17:00 まで

ギャルリー・パリ GALERIE PARIS

 「日本大通り」駅、3番出口すぐ  http://www.galerieparis.net

ギャルリー・パリ紹介記事 http://guide.travel.co.jp/article/23596/

 

●川久保ジョイの巨大スクリーン

川久保は、ヨコハマトリエンナーレ2017の横浜美術館で作品を発表しています。

KAAT神奈川芸術劇場では、アトリウムに設置した巨大スクリーンに、写真を投影し、そこに様々なテキストが浮かび上がるという映像作品を構想しているそうです。横浜美術館の数点とは違ったタイプの作品のようです。

 

川久保ジョイ

2017724日(月) 〜1130日(金) (予定)

KAAT 神奈川芸術劇場 〈アトリウム〉 観覧無料

神奈川アートプレス vol.137 2017.78月 http://www.artspress.jp/posts/2620069

●ヨコトリ2008参加作家 大巻作品

ヨコハマトリエンナーレ2008で、大量のシャボン玉を飛ばす作品を発表、まわりの風景を変えました。

その作品を10月に見ることができます。

 

大巻伸嗣 Memorial Rebirth

2017107日(土) ・8日(日) (予定)

神奈川県民ホール 〈正面入口前 屋外広場〉観覧無料

http://www.kanakengallery.com/detail?id=35163

このイベントについて、お手伝いいただけるボランティアスタッフを募集します。

詳しくは8月中旬ごろ、神奈川県民ホールギャラリーのHP、ツイッターにてお知らせいたします。

http://www.kanakengallery.com/

https://twitter.com/kanaken_gallery


スポンサーサイト

武士の美学を見る:名刀礼賛 もののふ達の美学

● CIMG0558 

泉屋博古館は「六本木一丁目」駅から

これまで見る機会が少なった貴重ですばらしい刀剣を中心に、刀装具や武士が描いた絵画が展示されています。
泉屋博古館は、南北線・六本木1丁目駅からエスカレーターで泉ガーデンを抜けたところにあり、スペイン・フィンランド大使館も近い静かな場所です。エスカレーターに乗る頭上に看板がはためいていました。実物は小さいの刀の飾りが大きくプリントされています。ここからワクワク感が始まります。
 
 ● CIMG0599

刀剣マニア注目、初心者にもやさしい
2点の国宝「短刀 銘 来国俊」「短刀 無銘(名物伏見貞宗)」や「太刀 銘 国光」などの11点の重要文化財」、など平安から江戸時代までに造られた約30口の名刀を含む全97点を紹介。黒川古文化研究所と泉屋博館の提携で刀剣マニアには垂涎の内容のようです。

最近はゲームの影響で刀剣に人気がありますが、私には残念ながら刀剣の知識はありません。「打刀拵え(うちかたなこしらえ)の部分名称」「鎧・刀装具に用いられる素材と色」のパネル説明があり、刀剣初心者にも親切で配慮のある展示でした。
 
  ● CIMG0568

●  CIMG0634  新刀

刀剣の歴史を知る
刀剣を見るには、地肌、姿、刃文に注目するとよい、姿は時代が下ると、身幅が広く、厚みが増し、力強くなるそうです。
室町時代には馬に乗って刀を使うことが多く、「太刀(たち)」を腰から吊るし、刃は下向きで長さは80センチくらいと長い。戦国時代になると歩兵が中心になり、短い「打刀」を腰に差し、刃は上向きになる。江戸時代は儀礼的で、刀と脇差が一組になる。という歴史を知りました。

  
● CIMG0600 

● CIMG0619 

短眼鏡でしっかり見たい

ひときわ美しいと思ったのは《朱漆塗海老蛸合拵》(明治時代 泉屋博古館)の、朱漆の色です。
また、細かい細工の装具や浦上玉堂、渡辺崋山の掛け軸もありました。
今回の展覧会に限って、短眼鏡の貸し出しがあります。拝借して細かい細工や模様をじっくりご覧ください。
疲れたら、お茶のセルフサービスがあるので、ちょっと一息つくことができます。

今回はブロガー内覧会に参加し、特別に撮影の許可をいただきました。

【黒川古文化研究所+泉屋博古館連携企画特別展 名刀礼賛―もののふ達の美学】
住友コレクション 泉屋博古館 2017年6月1日~8月4日
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/schedule.html


● CIMG0562 

【泉屋博古館】
住友家の美術品を保存・展示しています。最も有名なのは、第15代当主住友春翠が明治中頃から大正期にかけて蒐集した中国古銅器と鏡鑑で、世界的にも高く評価されています。1965年には京都鹿ヶ谷に開館、収蔵品の増加に伴い、2002年には東京六本木に分館が開設されました。

【黒川古文化研究所】
中国・日本の美術工芸品や考古歴史資料を主に多様な分野の収蔵品を保存・研究しています。1950年設立、2013年に公益社団法人に認定されました。
黒川古文化研究所 兵庫県西宮市 
http://www.kurokawa-institute.or.jp/


現代アートの国際展「ホノルル・ビエンナーレ2017」③フォスター植物園でも草間作品

★ CIMG9889 
ホノルル・ビエンナーレの9つの会場のひとつ「フォスター・ボタニカル・ガーデン」に行ってきました。
この植物園はダウンタウンにあり、ホノルル市にある5つの植物園の中で一番大きく、世界中の熱帯地域から収集され1万種以上の植物が栽培されています。
訪問した4月10日、この季節は常緑樹の葉が落ちたり、プロペラ型のカエデ類の種が雪のような舞ったり、植物の生命力を感じることができました。

命あふれるフォスター植物園
★ CIMG9872 (2)  

●3 IMG_5935
入口に大木2本、白くてふわふわしたものが一面に漂っていました。カーンと音がして何か落ちてきました。白いふわふわのなかに堅い殻があって、道にあたって割れた音でした。よく見ると、長さ10センチほどの殻の中にふわふわしたものがあり、その中に3ミリほどの黒い種が一粒ありました。枝の上で殻が割れ、飛び出した綿状のものが風に乗って飛んでいくものもあるようです。大きな木は「Silk Cotton Treeシルク・コットンの木」と名札がついていました。
なんと厳重に種が守られているのでしょう。

生あるオブジェ
 ●3 CIMG9925

草間彌生《Footprints of Life》2010-2016はピンクの生物のように見え、お昼寝をしているようにも、のっそりと動き出しそうにも見えました。植物園の奥、道路からものぞくことができる場所に10数体があちらこちらに佇んでいました。

●3 CIMG9950
ヒョウタンのように中央にくびれがあり、長いほうは150センチくらい、ピンクの地に黒いドットがあります。中央のくびれ加減、場所、ドットの位置、数、同じようで少し違っています。
「あいちトリエンナーレ」では屋上に水の上にあって浮いているように見えました。

日本庭園の雰囲気
●3 CIMG9953 (2) 
Andrew BinkleyStone Cloud 2017

木から大きな石が下がっていました。左の石灯篭には赤い花がのり、あたりにも散っていました。
日本庭園の雰囲気です。後ろにビルは見え、ここは街中だったと思い出しました。


大きな木々に囲まれて
★ CIMG9941 (2) 
Charlton Kupa’a HeePohue:Storied Gourds 2017

園内にはほかに3点の作品がありました。
大きな木のしたで本を読むのは、ご近所のかたでしょうか。
左の手前にあるヒョウタンのような形のセラミックの花瓶を枝から吊るしたり、地面に置いたりした作品です。


●3 CIMG9901  
Lynne Yamamoto:Borrowed Time 2017


★ CIMG9900 

Sean ConnellyThatch Assembly with Rocks(2060s) 2017



フォスター・植物園
カメハメハ王妃・カラマ女王の屋敷を植物学者でもあるドイツ人医師が購入して木を植えたのが始まり。のちにアメリカ人船長のフォスターが買い取りました。

園内の記念碑によると、1899~1941年12月7日まで、布哇(はわい)中央学院という日本語学校があり、真珠湾攻撃の時に砲弾の破片が飛んできたそうです。閉校は真珠湾攻撃の前日です。

Foster Botanical Garden
50 North Vineyard Boulevard Honolulu, Hawaii 96817

現代アートの国際展「ホノルル・ビエンナーレ2017」② IBMビルとアートの街

「ホノルル・ビエンナーレ」は9つの会場で展示されています。アラモアナセンターから歩いて10分ほど、ザ・ハブからも歩いて10分ほどの場所にIBMビルがあり、3つの作品が展示されています。このビルのハチの巣のような形の壁が気になって調べてみると、ハワイの建築家ウラジミール・オシポフの設計、幼いころ日本で暮らし、ホノルル空港も設計した人でした。

 

ピンクとシルバーの巨大作品

ビルの1階にスタッフがいらしてガラス戸の向こうの庭と3階の展示室に案合してもらいました。IBMビルにはビエンナーレのメインスポンサーでこの地域の開発をしているザ・ハワードヒューズ・コーポレーションのハワイ本社も入っています。

 


ibm 蓮 
左:Choi Jeong HwaBreathing Flower2015 (韓国)
右:Zhan WangArtifcial Rock No.1312007 (中国)

生垣に囲まれた庭に2点、ピンクの大きなハスの花と銀色に輝くオブジェがありました。ハスは開いたり閉じたりを繰り返しています。気がつかないくらいにゆっくり開閉すると思っていたら、動きがはっきりわかり、写真を撮っている間に何度も開閉しました。

去年、さいたまトリエンナーレには《息をする花》と題して出展していました。埼玉で見損ね、ハワイでリベンジできました。直径は8mです。強い陽射しのもとで見たので、ポップで明るいイメージです。Web検索すると日本にも世界各地にも展示され、色とおかれた場所によって雰囲気が違っていました。

 

ibm 岩

反対側から撮影すると、ハスがガラスに映っています。

Artifcial Rock No.131》は中国の伝統的な庭にある奇岩をかたどりしてステンレスで作ったもの。Artificalの意味は「人工の、見せかけの」、自然石ではないけれど、人工でもないところがアートなのでしょう。モダンで軽い感じに見えました。

 

2点は一枚の写真に同じくらいの大きさで撮ることができません。この距離感から二つの作品は別々の空間にあって、関係性が薄いことを感じました。

 

水玉が光る未体験の空間

エレベーターで3階に上がりました。ドアはなく、壁が開いていました。入ってよいのかしら、中に展示してあるのかしら。そっと足を踏み出して、止まり、光が映るかと手の平を見ると、なにもありません。光線で水玉が見えるのかと思ったのです。壁から水玉が光を発してしるのかとゆっくり壁に近づいてみましたが、光はありません。触って壊したらたいへんと、足元がおぼつかなくなり、浮いているような感じがしました。

 

草間 リビング 

草間 ベッド

Yayok KusamI'm Here, but Nothing

 

蛍光塗料を塗った水玉が部屋中に貼ってあり、光線に反応して光っていると気づくまで少し時間がかかりました。リビングにはテーブルに食器が用意され、ベッドにはハワイアンキルトのカバーが掛けてありました。

 

日本で開催された草間展はいくつも見てきたけれど、この感覚は初めてでした。現在、日本で開催中の「草間彌生 わが 永遠の魂展」はまだ見ていませんが、混雑しているようです。

 

アートの街

サウス ショア マーケット  

South Shore Market

壁画

South Shore Marketの反対側に壁画《1010-Pow! Wow! Hawaii

 

IBMビルの道を挟んで北側にショッピングセンターSouth Shore Marketがあり、Pow! Wow! Hwaiiというプロジェクトでアート作品が6点ありました。ひとつは建物の反対側の壁画です。

近くのビルには一面に大きな壁画がいくつもありました。この壁画を写真に撮ろうと多くの人が訪れていました。

 

室内 

リビング ウォール

South Shore Market、内部にも作品
 
 壁画2

近くにある壁画

 

 【ホノルル・ビエンナーレ2017101738()58()
http://www.honolulubiennial.org/



ハワイで初、現代アートの国際展「ホノルル・ビエンナーレ2017」開幕①

 

入口  
ザ・ハブ 壁には「LOVE」の文字があるインドネシア出身のEko Nugrohoの作品

 

「今、ここの渦中から(Middle of NowHere)」と題した「ホノルル・ビエンナーレ2017」が38()から58日(月)まで開かれています。キュレトリアル・ディレクターは美術館長の南條史生氏、太平洋地域に住む人々をハワイでつなぎ、考え、アート、文化の多様性を展示するものです。


豚

ザ・ハブの入口にチェ・ジョン・ファ(韓国)の作品
 

参加アーティストは33組、ハワイ出身者が3分の1を占め、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど、日本からも3組が参加しています。
 
会場はワイキキの西側にあたるワード、カカアコ地域の9か所、ビルに描かれた壁画アートで有名な場所でもあります。
会場で見ていたときには気がつきませんでしたが、ブログにまとめようと調べて始めるとそれぞれの作品にハワイの歴史や自然にかかわるメッセージが込められていました。

 

ビエンナーレの中心になるのはワードビレッジ内の「ザ・ハブ(The Hub)」です。約5,570平方メートル、25名のアーティストの作品が展示されています。倉庫を思わせるコンクリート造の会場です。


 Alfled and Isabela AquilizanCroosings:Project Anther Country2017
(フィリピン、オーストラリア)

移民 
会場の中央に散らばっているのは、荷物を山積みにした木製の船。サトウキビ栽培の労働者として、中国、日本、韓国、フィリピンから移民がやってきた記憶のインスタレーション。

チームラボ《Garaffiti Natura》(2016-)(日本)
クジラ

 

真っ暗な会場に入ると、ふかふかした絨毯が海のようで大きなクジラがゆうゆうと泳いできます。そのなかに小さな動物たちが混じって動き出します。来場者の作品です。カエル、ヘビ、トカゲ、カメ、ワニ、蝶、鳥の線画に色を塗って、スキャンするとそれぞれの動きで手足を動かします。来場者が立ち止まると足元から花が咲きだします。生態系がテーマですが、不思議な世界に紛れ込んだようで、時間が経つのを忘れて歩き回りました。

ユーチューブでご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=OomhbW3bffs&feature=youtu.be

Marques Hanalei arzan 《
 A’ahu kino Lau》2017(ハワイ、アメリカ)

服

作家は、ファイバーアーティストのひとりで繊維(ファイバー)・糸・布・ひもなどを素材に用いて表現します。ここでは、ハワイの4つの神殿にまつられた神にハワイの植物から織った布を着せました。


Eko NugrohoAbove the Wall Under the Rainbow,Free Air
2017(インドネシア)

上記写真の、奥の壁にある作品で、“All we need in Tolerance “Make Human great again”とメッセージが文字で書かれています。私訳、タイトル「虹の下、壁の上に自由な空気がある」、メッセージ「我々には寛容が必要」「人間を再び偉大にしろ」。

 

Sama AlshabiWasl》2017(パレシティナ、イラク、アメリカ)

美しい動画で、風景は実景とイメージを重ね、人物はファッションモデルのような雰囲気で存在感があり、壮大な自然を背景にヒーリングを思わせる音楽が流れています。完成度が高い場面が連続していました。じっくり見ている人がいたので、残念ですが、撮影は控えました。

タイトルはアラビア語で「union(統合)」を意味、地球温暖化による水面の上昇をテーマにしています。

 

Ken + Julia Yonetani
Crystal Palace: The Great Exhibition of the Works of Industry of all Nuclear Nations
2015,2016,2013(日本、オーストリア)

シャンデリア

 

真っ暗な部屋にシャンデリア4機が天井から下がっていました。闇に浮かび上がる黄緑と紫の光が異様な美しさでした。

これは、2011年の福島第一原発事故に対してつくられた作品。アンティークなシャンデリアはウランガラスでつくられ、緑色に発色しています。シャンデリアの大きさはアメリカ、日本、台湾、中国のそれぞれの原子力発電量に対応したものです。

タイトル「クリスタル・パレス」は、1851年ロンドン万博の会場になった鉄とガラスでできた建物クリスタル・パレス(水晶球)のこと。

 
【ホノルル・ビエンナーレ2017】101738()58()

 ガイドツアーなどイベントも開催

会場:ザ・ハブが中心、街中のIBMビル、ホノルル市庁舎、
ハワイ・プリンス・ホテル・ワイキキ、フォスター植物園、
チャイナタウンのアーツ・アット・マークス・ガレージ

ミュージアムの展示も楽しめるのは
ビショップミュージアム、ホノルル美術館、シャングリ・ラ邸

http://www.honolulubiennial.org/ 


Menu

プロフィール

art hummingbird

Author:art hummingbird
アート、本、映画を中心に
見たこと、感じたことを伝えていきます。

ハミングバードは蜂鳥のこと、
体長は約6センチ、
蜂のように羽を動かして、
空中に留まることもっできます。

最新記事

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。